2005年10月4日号(IMF世銀総会、ODA予算要求、 Africa Pa rtnership Forum ほか)

  2005年10月4日発行
       http://www.developmentforum.org/
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    ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス

          −(dev-info)−

    皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
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【1】 開発フォーラム新着情報チェック:

「IMF・世銀年次総会開催」
「ODA予算要求」
「Africa Partnership Forumロンドン会合」
    「ODIブリーフィング“Food Aid in the WTO Doha Round Negotiations”」
  「CGDシンポジウム“The Future of the World Bank”」

【2】 地球に乾杯!NGO:日本と南アとのつながり/途上
国でのボランティア

【3】 ニューヨーク国連フォーラム:
    国連の行財政・予算・分担金、2007年世銀
   開発報告書における開発課題としての「若者」、
    サックス教授のIMFに関する講義

【4】 バングラデシュ・モデル(現地機能強化):
   ストリートチルドレン、セクター・チーム

【5】 GRIPS 開発フォーラム最新情報
(Policy Minutes No.20、FASID遠隔セミナー、英国の
教育援助概況)

【6】 FASID 国際開発研究センター最新情報
(BBL、現地ODAタスクフォース遠隔セミナー)

【7】 TICAD市民社会フォーラム(TCSF)主催
  連続講座 「アフリカ学(中級コース)」のご案内

【8】 第3回JBIC学生論文コンテスト
〜国際協力研究と実務の架け橋を目指して〜募集開始

【9】 野田直人とIC Netによる『第15回開発実務プログラム』(土日祝日コース)
〜PCM・PRA・参加型開発・プロジェクトマネジメント〜

[編集後記] 「ウォルフォウィッツ総裁の世銀」

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【1】 開発フォーラム新着情報チェック
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┌――┐Dev−Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘info@developmentforum.org までご連絡ください。

┏━━━━━━━━━┓
  −日本関連−
┗━━━━━━━━━┛
● IMF世銀年次総会が開催されました。各文書は下記のサ
イトからご覧になれます。

総会における谷垣財務大臣総務演説(PDFファイル)
http://www.mof.go.jp/jouhou/kokkin/imf_wb_170924st.pdf

7か国財務大臣・中央銀行総裁会議声明のポイント(PDF
ファイル)
http://www.mof.go.jp/jouhou/kokkin/g7_170923.pdf

G8債務提案に関するG8財務大臣から世銀総裁宛のレター(P
DFファイル)
http://www.mof.go.jp/jouhou/kokkin/g7_170923-1.pdf

IMF国際通貨金融委員会コミュニケのポイント(PDFフ
ァイル)
http://www.mof.go.jp/jouhou/kokkin/ko170924c.pdf

IMF国際通貨金融委員会における日本国ステートメント
(PDFファイル)
http://www.mof.go.jp/jouhou/kokkin/ko170924st.pdf

合同開発委員会コミュニケのポイント(PDFファイル)
http://siteresources.worldbank.org/DEVCOMMINT/NewsAndEvents/20660168/Sept_2005_DC_Communique_E.pdf

● 平成18年度政府ODA予算要求がウェブ公開されていま
す。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/index/whats/050930_03.html

● 外務省専門調査員募集が始まりました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/saiyo/senmon/senko.html

● 日米関係に関する公聴会が米国上院外交委員会で開催され
ました。
http://foreign.senate.gov/hearings/2005/hrg050929p1.html

●日米戦略的開発協調が発表されました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/kaidan/g_machimura/usa_05/kh.html
http://www.state.gov/r/pa/prs/ps/2005/53376.htm

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 −バイ・ドナー関連−
┗━━━━━━━━━━━┛
● Africa Partnership Forumの会合がロンドンではじまり
ました。
http://www.dfid.gov.uk/news/files/africa-partnership-forum.asp

● 米国ミレニアム開発公社のCEO候補の公聴会が開催され
ました。
http://foreign.senate.gov/hearings/2005/hrg050927a.html

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 −マルチ・ドナー関連−
┗━━━━━━━━━━━━┛
● IMF世銀年次総会が開催されました。
http://www.worldbank.org/ambc/

● Development Market Place Global Competition 2006への
プロポーザルの受付が始まりました。
http://www.developmentmarketplace.org/

● 米州開発銀行の新総裁が就任しました。
http://www.iadb.org/NEWS/Display/PRView.cfm?PR_Num=219_05&Language=English

● 米国NGO Bank Information Centerから “Wolfowitz
Watch” が発表されています。
http://www.bicusa.org/bicusa/issues/wolfowitz_watch/index.php

●欧州NGOネットワークEurodad からG8の債務削減策を
分析した“Not quite time to count the chickens” が発表
されています。
http://www.eurodad.org/articles/default.aspx?id=653

┏━━━━━━━━━┓
  −国連関連−
┗━━━━━━━━━┛
● 国連難民高等弁務官事務所の年次執行委員会が始まりまし
た。
http://www.unhcr.ch/cgi-bin/texis/vtx/news/opendoc.htm?tbl=NEWS&id=4340f2624

● UNDPから報告書 “MDG Monitoring and Reporting:
A Review of Good Practices”が発行されました。
http://www.undp.org/poverty/docs/mdgr-final-report.pdf

● 世界エイズ・結核・マラリア基金の理事会が開催されまし
た。
http://www.theglobalfund.org/en/about/board/eleventh/

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  −ワーキング・ペーパー、セミナー報告書−
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
●英国シンクタンク ODI からブリーフィング “Food
Aid in the WTO Doha Round Negotiations” が発表されてい
ます。
http://www.odi.org.uk/speeches/food_aid_sept05/background_note.html

●米国シンクタンク CGDでシンポジウム“The Future of
the World Bank”が開催されました。
http://www.cgdev.org/content/calendar/detail/3346/

●同じく CGDでケマル・デルビシュUNDP総裁の講演
“The Development Challenge Five Years After the
Millennium Summit”が開催されました。
http://www.cgdev.org/content/calendar/detail/3362/

●同じくCGD からワーキング・ペーパー “Better War-to-
Peace Transitions”が発表されています。
http://www.cgdev.org/content/publications/detail/4155

●同じくCGD から評価に関するコンサルテーション・ペーパ
ー “When Will We Ever Learn?”が発表されています。
http://www.cgdev.org/section/initiatives/_active/evalgap

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【2】 地球に乾杯!NGO:日本と南アとのつながり/途上国
でのボランティア
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新着コラムは下記のとおりです。

●10月3日/Seeing is Believing(5)愛知万博にて思ったこと。
We can’t live without them (工藤 真友美)
→愛知万博で南アフリカ留学時代に出会った友人達に再会した。彼女らは、南アフ
リカパビリオン内での土産店で働くために、大使館から呼ばれて来ていたのだ。留
学当時、そのうちの一人に「Japan.これがね、あなたの国に行くんだよ。」と、切
り倒された後の切り株を指差しながら言われたことを思い出した。原料輸入に頼る
日本人の生活は、彼らの労働なしには成り立たない。南アの輸出品の実質作業の多
くは、黒人たちの重労働によって支えられているのだ。
http://mywebpages.comcast.net/NGOcolumn/051003mk.html

●9月26日/ケニア・タンザニアでのボランティア−その2 ダルエスサラーム編
 (早川 元貴)
→休暇を利用して1ヶ月間、タンザニアのアルーシャに本部を置く東アフリカ共同
体(EAC)という地域間機構でボランティアを行った。ダルエスサラームにあるド
ナー国の大使館に連絡を取り、保健分野の資金協力を要請する資源動員関連の仕事
である。
http://mywebpages.comcast.net/NGOcolumn/050926mh.html

(「地球に乾杯!NGO」コラム発起人:杉原ひろみ)
 http://e-NGO.net
 http://e-ngo.cocolog-nifty.com/blog/

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【3】 ニューヨーク国連フォーラム:
    国連の行財政・予算・分担金、2007年世銀
    開発報告書における開発課題としての「若者」、
    サックス教授のIMFに関する講義
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1.ブログ(blog)に以下の投稿が掲載されています。

(1)速報:国連本部ビルの停電と閉鎖→国連のカネの話
国連本部ビル、国連の行財政と予算、各国による分担金につ
いての投稿です。
http://nyunforum.blogspot.com/2005/09/blog-post_25.html

(2)”Youth” as development agenda 開発課題としての「若者」
2007年版の世界開発報告では「開発と次の世代」と称して初
めて若者に焦点を当てることとなりました。
http://nyunforum.blogspot.com/2005/09/youth-as-development-agenda.html

(3)J. Sachs: MDG and IMF
ジェフリー・サックス教授のコロンビア大学の講義「The
Fight Against Extreme Poverty, Achieving MDGs」が始ま
り、9月21日の授業ではIMFが取り上げられました。
http://nyunforum.blogspot.com/2005/09/j-sachs-mdg-and-imf.html

(NY国連フォーラム担当:粒良麻知子)
http://www.unforum.org/

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【4】 バングラデシュ・モデル(現地機能強化):
    ストリートチルドレン、セクター・チーム
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●9月22日、バングラデシュ開発援助勉強会 「ダッカのストリート・チルド
レン問題を考える−シャプラニールの経験から−」が開催され、30名以上が出
席しました。

ストリートチルドレンが路上にやってくるのは、単に貧しいだけでなく両親に
原因があること、更にその背景には、結婚することではじめて社会的・経済的
に生計を営める女性たちの生活基盤が脆弱なため、夫との死別・重婚・離婚で
家庭が破綻してしまう状況が存在しているとの説明がありました。

議事録や資料を早速ウェブに掲載しましたので、是非ご一読下さい。
(議事録と写真)
http://www.bd.emb-japan.go.jp/bdmodel/050922minutes.htm
(発表者レジュメ)
http://www.bd.emb-japan.go.jp/bdmodel/050922presentation.doc
(発表者論稿「ストリートチルドレン支援活動・評価ノート」)
http://www.bd.emb-japan.go.jp/bdmodel/050922presentation2.doc
(シャプラニール・ストリートチルドレン事業のウェブサイト)
http://www.shaplaneer.org/activity/bangladesh/street_children.htm

●バングラデシュ現地ODAタスクフォース(バングラデシュ・モデル)のセク
ター・チーム表を改定しました。特に、JICAの「現場主義」の動きを受けて所
員や企画調査員が増員され、パワーアップしています。
http://www.bd.emb-japan.go.jp/bdmodel/secteam_matrix_0509.xls

このセクター・チームは、現在作業中の国別援助計画案における重点セクター
/サブセクターに合わせる形で編成しています。各セクター/サブセクターの
リーダーは、大使館・JICA・JBICの担当者が分担して務めており、国別援助計
画案の該当部分やセクター別援助方針・ローリングプランなども、セクターが
一義的責任を持って作成しています。今後は、案件形成・実施と広報の強化が
課題です。

(バングラデシュ・モデルとの連携担当:紀谷昌彦)
http://www.bd.emb-japan.go.jp/bdmodel/
http://www.kiya.net/

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【5】 GRIPS 開発フォーラム最新情報
(Policy Minutes No.20、FASID遠隔セミナー、英国の教育援助概況)
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●大変遅くなりましたが、今年の6月に開催したGRIPS-ODI合
同セミナー『The Impact of PRSPs: Achievements,
Challenges and the Role of Aid』の議事録をPolicy
Minutes No.20として発行しました。ODIのDavid Booth氏、
Julius Court氏2名と、外務省の兒玉和夫氏、財務省の中尾武
彦氏、JICAの小島誠二氏、JBIC金融研究所の橘田正造氏、そ
して神戸大学の高橋基樹氏からなる「ドリームチーム」との
パネルディスカッションは刺激的でした。
http://www.grips.ac.jp/forum/pdf05/PM20.pdf (pdfファイル、261KB)

●FASIDが主催する「現地ODAタスクフォース遠隔セミナー」
にGRIPSチームも一度お邪魔させていただきました。ボリビア
とグアテマラのTFチームと回線を結んで行われた遠隔会議で
は「援助協調の動向」をテーマとしてGRIPSの大野と平尾がプ
レゼンを行いました。議事録とプレゼン資料がFASIDのウェブ
に掲載されています。
http://www.fasid.or.jp/oda/index.html (FASIDウェブサイト)

●GRIPSの山田が英国出張の報告を兼ねて、教育研究および教
育セクターにおける援助議論の潮流をまとめました。ウェブ
に掲載しましたので、是非ご覧下さい。
http://www.grips.ac.jp/forum/pdf05/UKmissionAugust.pdf (pdfファイル、20KB)

(GRIPS開発フォーラム担当:鈴木明日香)
http://www.grips.ac.jp/forum/

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【6】 FASID 国際開発研究センター最新情報 (BBL、現地ODAタスク
  フォース遠隔セミナー)
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●ブラウン・バッグ・ランチのご案内 
 第133回BBL「国連ミレニアム宣言に関する首脳会合の成果と今後」
 講師:南 博 氏(外務省国際社会協力部政策課長)
 日時:平成17年10月18日(火)12:30〜14:00
 場所:FASID(東京都千代田区)
 皆さまのお越しをお待ちしております。
詳しくは下記ウェブサイトをご覧下さい。
 http://www.fasid.or.jp/chosa/forum/bbl/annai_133th.html

●「現地ODAタスクフォース遠隔セミナー」議事録掲載
 *「現地ODAタスクフォース遠隔セミナー」とは?
  現地ODAタスクフォースが、業務遂行に際して求められる、更に
  高度で実践的な内容の研修を対話型方式で実施することにより、
  TFメンバーの能力強化に資することを目的としたセミナー
 
 8月〜9月に、本セミナーは3回開催されました。全ての議事録は
 下記ウェブサイトでご覧いただけます。
 http://www.fasid.or.jp/oda/index.html

(FASID国際開発研究センター担当:今井あい)
http://www.fasid.or.jp/
http://dakis.fasid.or.jp/index.html

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【7】 TICAD市民社会フォーラム(TCSF)主催
 連続講座 「アフリカ学(中級コース)」のご案内
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〜 2005年、高まるアフリカへの関心と国際協力分野におけ
る人材育成のニーズに応え、アフリカ地域研究の総合講座を
開講します!〜

ご好評をいただきました6月の連続講座「アフリカ学(初級コ
ース)」に続き、中級コースの開講が決定いたしましたので
ご案内をさせていただきます。

初級コース参加者の方、また初級コースは受講しなかったけ
れど・・という方もふるってご参加ください!皆さまのご参
加をお待ちしております!!

【日時】 10月29日(土)、30日(日) 10:00〜19:00
【会場】 独立行政法人 国際協力機構(JICA) 東京国際センター
     オリエンテーションルーム(4階)
【後援】 独立行政法人 国際協力機構(JICA)

【定員】 70名 (受付先着順です。お申込はお早めに!)
【対象】 アフリカに関心を寄せる大学生・大学院生・NGO関係者・社会人ほか
 **初級コースを受講されてない方
 初級コースの資料集(1部:800円)を購入しての事前学習をお願いしています。

【参加費】 2日間参加 15,000円
   (TCSF会員やボランティア、またNGO勤務の方など各種
割引あり)(10/29夜の懇親会「アフリカン・ナイト」参加費
として別途3,000円かかります)

** プログラムや講師陣、申し込み方法など詳細はこちらからご覧ください
—>> http://ticad-csf.net/

【お問合せ&申し込み先】
TICAD市民社会フォーラムTCSF) 連続講座「アフリカ学」担当:提坂、荻巣
E-mail africa-seminar@ticad-csf.net 

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【講座の目的】
6月開講の初級コースでは、文化、ジェンダー、貧困、紛争と
平和など多様な側面から、包括的に現代アフリカを紹介しま
した。中級コースでは、現代アフリカが抱える困難とそれに
対する内外の取り組みについて、その解説を設けます。

1日目は、「アフリカと民衆、国家、公正、正義、脆弱性」と
いうセッションを設け現代アフリカ民衆が直面する困難を、
開発援助潮流・国家・民主化の関係から検討します。

2日目には、アフリカ民衆による内発的発展(エンパワーメン
ト)を所詮は外部者にすぎない国際協力アクターがどう関わ
りうるのかについて多様なアクター像を把握した後、ミニ・
ワークショップを通じて議論を深めます。

【講座概要】
第1日目(10月29日):現代アフリカと開発
・アフリカと開発政策「国際潮流の変遷、MDGとアフリカ」(大林稔氏:龍谷大学)
・アフリカ国家と資源分配(遠藤貢氏:東京大学大学院)
・貧困・人間安全保障(峯陽一氏:(中部大学)

第2日目(10月30日):アフリカ開発と国際協力アクター
・アフリカにおける国際開発協力と教育(黒田一雄氏:早稲田大学大学院)
・NGOによる女性のエンパワーメント支援(浅川葉子氏:((特活)ジェン)
・コミュニティー開発から考えるエンパワーメントと国際協力(山本愛一郎氏:JICA)
・参加型開発概論(石田洋子氏:(株)コーエイ総合研究所)

その他、各講座のファシリテーターとして、
– 小峯茂嗣氏(アフリカ平和債権委員会ARC/早稲田大学)
– 舩田クラーセンさやか氏(東京外国語大学)
– 杉木明子氏(神戸学院大学)、他が参加します!

———— 【 Eメール用 申し込みフォーム 】 —————–
お名前:
ご所属:
ご連絡先(住所):
電話:
メールアドレス:

参加ご希望日: 2日間参加 /  10月29日のみ / 30日のみ
懇親会: 参加  /  不参加

アフリカ経験の有無(滞在国・期間・専門分野など):

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【8】 第3回JBIC学生論文コンテスト
〜国際協力研究と実務の架け橋を目指して〜募集開始
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国際協力銀行(JBIC)は、日本の対外経済政策・経済協力の
分野に関心を持つ学生の研究を奨励し、人材育成を図ること
を目的として、第3回JBIC学生論文コンテストを実施致しま
す。多数の方々のご応募をお待ちしております。

JBIC学生論文コンテストHP:http://www.jbic.go.jp/japanese/research/contest/

■募集テーマ
次の8分野のいずれか(複数にまたがるものでも応募可能)に
おける課題につき、調査・分析を行った上で、諸施策を提言
した論文(1)国際金融秩序の安定、(2)貧困削減への支援、(3)
持続的成長に向けた基盤整備、(4)人材育成への支援、(5)資
源の安定的供給、(6)国際貿易の活性化・地域経済連携の推
進、(7)海外直接投資、(8)地球規模問題・平和構築への支援

■応募資格:
平成17年10月1日時点で大学院生・大学生(短期大学、専修学
校等の高等教育機関含む)の方。グループの応募も可能で
す。

■募集締切:
平成18年2月28日(火)必着(電子メールによる応募は日本時
間24時まで)

■賞:
最優秀賞:1名 賞状及び副賞(本行プロジェクト視察及び賞
金15万円)優秀賞及び佳作:大学院生の部、大学生の部 各1

参加賞:応募者全員
■主催:国際協力銀行(JBIC)
■お問い合わせ・申込先:
国際協力銀行開発金融研究所総務課内「JBIC学生論文コンテスト」担当:太田
電子メール:ronbun@jbic.go.jp
電話: 03-5218-9720、Fax: 03-5218-9846

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【9】 野田直人とIC Netによる『第15回開発実務プログラム』(土日祝日コース)
〜PCM・PRA・参加型開発・プロジェクトマネジメント〜
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“国際協力のフィールドに飛び出したい”その思いを形にする!!

『第15回開発実務プログラム』は、本気で国際協力の世界で
仕事をしたいと考えている社会人、学生、青年海外協力隊
OB/OG、NGO関係者のための研修プログラムです。

今回のプログラムでは、アイシーネットの講師陣に加え、
JICAの専門家として現場経験豊富な野田直人氏を講師に迎
え、国際協力の現場で必要な「スキル」と「心構え」を身に
付ける場を提供します。

関連HP:http://www.icnetltd.com/index2.htm

日 時 :2005年10月29日(土) 〜 12月11日(日)  土日祝日11日間
定 員 :定員24名(先着順。簡易書類審査あり)
講 師 :野田直人、アイ・シー・ネット社員
締 切 :2005年10月14日(金)
申 込 :URLより応募用紙をダウンロードし、メールまたは郵送で。
会 場 :アイ・シー・ネット 研修センター

主催(担当):アイ・シー・ネット(株) 新規事業グループ 日暮(ひぐらし)
〒330-0002 埼玉県さいたま市中央区下落合4-14-13
Tel:048-840-1703
E-mail:KJP@icnet.co.jp /
URL:http://www.icnetltd.com/index2.htm

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[編集後記]  「ウォルフォウィッツ総裁の世銀」
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先週末、ワシントンDCでIMF・世銀年次総会が開催されまし
た。この年次総会は毎回開発関係者の関心を集めますが、今
年の年次総会はポール・ウォルフォウィッツ総裁就任後初め
てということで一際注目を集めていたのではないでしょう
か。

ブッシュ政権の外交タカ派、特にイラク侵攻戦略の立役者と
してのウォルフォウィッツ総裁の米国国防省での任務が論争
を巻き起こしていたように思われます。「民主主義が開発を
促進する」という彼の政治学者的な見地も開発関係者の間で
は懸念されていたのではないでしょうか。

そのほかにも、世銀の焦点が貧困削減から経済成長へ戻って
しまうのでは、経済インフラへの大規模投資が再び始まるの
では、或いはアフリカが世銀のプライオリティーから外れて
しまうのでは、等々、実務家、学者、メディアが揃っていろ
いろな憶測を立ておりました。

しかしながら、年次総会での実際のウォルフォウィッツ総裁
のスピーチを見る限り、前任者のジェームズ・ウォルフェン
ソン前総裁の路線とあまり大きく変わりはないのではという
印象を受けたのは私だけでしょうか。

ウォルフォウィッツ総裁がスピーチの中でで触れられてい
た、リーダーシップ、説明責任、女性の問題、教育、保健、
結果主義などはウォルフェンソン前総裁もよく口にしていた
トピックではないでしょか。確かに、ウォルフォウィッツ総
裁のスピーチでは経済成長が強調されていましたが、貧困削
減における経済成長の重要性はウォルフェンソン前総裁も唱
えていた点です。

一つだけ気になるのは、ウォルフェンソン前総裁が推し進め
ていた包括的な開発アプローチがウォルフォウィッツ総裁の
下で厳しく見直され、その結果として世銀のアプローチが狭
義の経済開発のものに戻ってしまうのでは、という点です。

実際、ウォルフォウィッツ総裁へ提出された米国シンクタン
クCDGのアドバイスの中にも包括的な開発アプローチの見
直しというようなことが提言されていたようです。

とは言っても、ウォルフォウィッツ総裁のスピーチで一番印
象的だったフレーズは “Infrastructure is the lifeline
to many other things: to health care, to education,
to jobs, to trade.”でしょうか。(早川)

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  DC開発フォーラム「情報サービス(dev-info)」と
  「メーリングリスト(devforum)」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

ワシントンDC開発フォーラムでは、本フォーラムBBL関連情報
(案内・レジュメ・議事録)をはじめとする活動情報に加
え、グローバルな開発戦略と日本の関わりに関する主要な情
報を、「ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
(dev-info)」として、電子メールにて2週間に1回を目途
に送付しています(メルマガと同じです)。バックナンバー
はこちらです。http://groups.yahoo.co.jp/group/dev-info/

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連絡いただくか、上記ウェブサイトの「このグループに参
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また、本フォーラムでは、毎回のBBLについての意見交換の
他、より広くグローバルな開発戦略と日本の関わりに関する
意見交換や情報交換を行うために、「ワシントンDC開発フォ
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相互の信頼関係に基づく率直かつ真剣な意見交換を確保する
ため、本メーリングリスト参加者は氏名・所属を明らかにす
るとともに、発言者の了承がない限りメディア等での引用が
されないようご配慮いただきます。本メーリングリストへの
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で、上記連絡担当まで氏名・所属・電子メールアドレス・問
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いてご意見・ご示唆等ありましたら、お気軽に上記連絡担当
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編集担当:早川 元貴
編集後記:早川 元貴
発行:ワシントンDC開発フォーラム